小説家の古井由吉さんが死去されたと報道されました。
死因の肝細胞がんになった理由は多量飲酒や喫煙が原因だったのでしょうか!?
この記事では82歳の古井由吉(よしいゆきち)さんが死去された原因について読み解いていきたいと思います。
古井由吉さんの死去報道
古井由吉さんの死去について毎日新聞で報道されました。
「内向の世代」を代表する作家で、独自の文体・作風で日本の現代文学に大きな影響を与えた古井由吉(ふるい・よしきち)さんが18日、肝細胞がんのため死去した。82歳。葬儀は近親者で営んだ。
東京都生まれ。東大独文科卒。同大大学院修士課程を修了後、金沢大、立教大で教える傍ら、ブロッホ、ムージルら現代ドイツ語作家の作品を翻訳。1968年から小説を発表し始め、70年に作家専業へ転じた。翌71年、「杳子(ようこ)」で芥川賞を受賞。細密な心理の動きを肉感的な文体で描き、注目を浴びた。
引用元:毎日新聞|2020年2月27日
死因は肝細胞がん
引用元:国立がん研究センター がん情報サービス
古井由吉さんが82歳で死去された原因は肝細胞がんであると報道されました。
この肝細胞がんとは肝臓の細胞ががん化して悪性腫瘍になったものです。
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれていて「がん」ができていても初期には自覚症状がないようなので発見が遅くなるようです。
よって古井由吉さんの肝細胞癌も発見された時にはステージも進んでいた可能性が考えられます。
これまでに癌の手術などをしたとの報道も無いことからステージ4で末期がんだったのかもしれません。
この肝細胞がんになった理由にはウイルスの影響の他、多量飲酒や喫煙も影響するとも言われていますので古井由吉さんがアルコール好きだった可能性も考えられます。
死去された古井由吉さんの顔画像
1937年11月19日生まれで82歳でした。
東京都出身で東京大学大学院ドイツ文学研究科修士課程修了をして頭もすごく賢かったのです。
古井由吉さん、亡くなったのか。
彼を知っている人は少ないだろうが、私にとっては死ぬまで忘れられない小説家の一人。ご冥福を祈ります。 pic.twitter.com/yF4bjOvTxk— ウーハ店長 (@cafeuha) February 27, 2020
【訃報】純文学作家・古井由吉さん死去 82歳https://t.co/OZcQqs5vbV
18日、肝細胞がんで死去。「内向の世代」の代表でもあり、作品の多くは私小説的なリアリズム小説で、さまざまな賞も受賞した。 pic.twitter.com/kJ4MKksS6U
— ライブドアニュース (@livedoornews) February 27, 2020
ネットの反響
◆ 「内向の世代」として認知されましたが、
むしろ人間の「内面」の不確かさを表現して圧倒的でした。
幾度となくつかわれた表現を借りれば、
「最後の純文学作家」が逝ったという感慨を持ちます。
◆ 失礼ながらオリジナルの作品よりもドイツ神秘主義の理解を深める論考から著作に親しむようになりました。繊細でありながら執拗な思考の変遷が好ましく、何度も何度も読み返しておりました。内向の世代と呼ばれる作家の作品はそれなりに親しみましたが、そうした方々と一線を隠した重厚な思弁は、全く追随者を許さない唯一無二の方でした。
◆ 「杳子」しか読んだことがない自分に
古井さんの作家性を語ることはできないけれど、
自分の貧しい読書経験の中でも
「杳子」の映像喚起力は群を抜いていた。
読む場面がすべて、まざまざと映像になって
脳裏に立ち現れてくるようだった。
大江さんのような大御所だけでなく、
又吉さんと胸襟を開いて語り合う姿にも好感が持てた。
◆ 本物の文士が亡くなった。
◆ 眉村さんに続いて古井さんまで…。
◆ 『杳子』の書き出しに思わずゾクっときたのを覚えている。
「杳子は深い谷底に一人で坐っていた」
◆ 今の子供たちの日本語の理解度が低いのは古井さんのおっしゃるようにスマホのせいだろう
日本語を究極まで理解して、日本語での表現を究極まで昇華させた作家
三島由紀夫や谷崎潤一郎のように文体にも意匠を凝らし、
物語性でも読ませる作家
一つの時代が終わった
古井由吉さんの死因まとめ
小説家の古井由吉さんが82歳で死去された死因は肝細胞がんでありました!
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれていて癌になっても症状が出ないとも言われています!
発覚したときにはステージが進行していた可能性もあります。
偉大な日本の小説家さんが亡くなってしまいましたがたくさんの作品を残してくれましたのでこれからも皆さんの中で生き続けてくれることと思います。
ご冥福をお祈りいたします。
死因関連
→ 桶田敬太郎 死因の病気は心不全!?死去した理由について!
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